2011年03月31日

■放射性物質の飛散

■現在、福島原発の上空は30km(3/15 現在)の範囲で航行禁止の措置が取られています。
 今の時期は、西風100kt 程度のジェット気流があって、北海道方面の離発着の各航空機は西側に迂回をしているようです。
 何回かの建屋の水素爆発の結果、一時的に線量が上昇する可能性がある場合以外には、飛行機で直上通過しなければ、大気への飛散によって放射性物質の濃度が薄まり、ある程度離れて飛べば、直接的な影響は非常に小さいと考えてます。

 しかし今回の事故では、飛行禁止区域は30km の円ですが、これは直接の放射線の事しか考えておらず、上空の風や雨などの気象状況での飛散を全く考慮してはいません。
 3/13 以降、上層は西風が卓越しているので、西側を飛べば放射線の影響は少ないと考えられますが、この時期に飛ぶ場合は、上層の風の予測も含めた飛行禁止区域の設定が必要ではないでしょうか。

 ところでこの動画、ドイツメディアのサイトでは、放射性物質の飛散を分析しています(SPIEGEL ONLINEのHP より)。
 この動画はヨウ素131の飛散予測です。

 この動画の元となるデータは、気象庁の技術として各国に提供されたもののようです。
 このプログラムは、さきの宮崎での火山噴火の際の噴出物の飛散状況の報道でも活躍したものです。
 何故国内では公開されないのか、考えなくてはなりませんね。
 実は先日、TBSなどで気象予報を担当している森田正光氏に話を伺う機会があったので、どうして気象庁はこの様なデータを公開しないのか聞いてみました。
 しかし、やはり政治的な配慮で、気象庁の本当の事はダイレクトに公開できないようだというお返事でした。

 国民が極めて危機的な状況に向かっているときに、やはり政府のこの体質は変わらないのですね。
 
posted by 大豆マスター at 11:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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