2010年08月15日

■川口市に墜落したB29

■終戦記念日の今日の関東はひどい残暑です。
 戦後65年に因(ちな)んでという理由ではないのですが、今日は前から気になっていた場所を探しに行きました。

安行吉蔵に落ちたB29


 川口市の安行吉蔵に墜落したB29があることは、このHPでかなり前から知っていました。
 私が撮った写真にも同じ位置に自転車が写っています。何なのでしょうか。

 川口市安行吉蔵(あんぎょうきちぞう)という場所は、私の職場からすぐ近くにあります。
 東京外郭環状線のすぐそばにあり、昔は田んぼしかなかった住宅地です。

 In the Mood という名のそのB29は、高射砲に撃たれて1945年5月25日、当時の埼玉県川口市安行吉藏360番地、現在の安行吉蔵35-1に墜落、搭乗員11名のうち生存者は4名でした。生きていれば80歳代でしょうか。

安行吉蔵に落ちたB29


 住宅地の中にひっそりと、その場所はありました。墜落地の持ち主である地主さんが私財を投入して建てたという慰霊碑が立っています。

安行吉蔵に落ちたB29


 慰霊碑には5月26日に墜落した、と彫られていますが、細かいことはどうでもいいでしょう。
 この碑は、戦後10年を記して建てられたと彫られてありますので、55年前のものということになります。
 何か、引き寄せられた感があります。

安行吉蔵に落ちたB29


 碑文によりますと、『・・・浦和方面より飛来した・・・』とありますが、当時の作戦では東京湾から北上したB29は、春日部あたりで西に進路を変え、多摩方面から南下するパターンが多かったようです。
 浦和近くで翼に被弾したB29が、左回りに進路を変えながら降下していったのかもしれません

安行吉蔵に落ちたB29


 お隣の鳩ヶ谷市では、毎年いまだに不発弾が発見されています。ポツダム受諾3か月前の首都東京に制空権などはなく、わがもの顔でB29は爆弾を落として回っていたのでしょう。
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2010年08月13日

■7月の無農薬大豆畑

■7月14日の北海道出張の際に、士幌に行った時の大豆畑です。
 今回は天気も良くなかったので、新千歳空港からレンタカーで夕張経由で帯広へ行きました。
  高速道路は無料になっていると思ったら、千歳から夕張までは通常料金で、占冠(シムカップ)から音更(おとふけ)までが無料でした。占冠の道の駅はとても好きなのですが、高速が占冠から夕張まで開通したら、きっとこの道の駅に寄る人も減ってしまうのでしょうね。

赤間農場




今年の春、種を蒔く直前の無農薬大豆畑です。


無農薬大豆畑

 
 ほぼ同じ位置から7月に見た大豆畑です。定点観測はZOOMの倍率も合わせないとだめですね。反省・・・

無農薬大豆畑

 
右端の列から数えて8本だけ、別の品種なのがお分かりいただけるでしょうか。実はこの8本(8列)は、黒大豆なんです。
 昨年、黒大豆の作付けをしなかったら黒大豆がブームになり、在庫がないのに注文が殺到しました。

 しかし本年度も8本しか作付けしませんでしたので、収穫量は50〜60Kg程度だと思います。
 もうすぐ黒大豆のブームは終わるはずですので、流行に踊らされて大量に作付けしたら、どうなるかは見えてます。
 製品の製造に使う分と自分で食べる分を除くと、販売できるのは40人(40kg)くらいかもしれません。まだ需要は残っているかもしれないので、先行予約受け付けようかな・・・?

無農薬大豆畑


 今回、いつもと変わったアングルでの撮影を試みてみました。

無農薬大豆畑


 大豆は、あまり地面の質を選びません。大豆の根は「直根(ちょっこん)」と言って、まっすぐに地下に向かって長く延びるので、表面が石ごろごろでも、栄養分は地中の深いところから吸い上げるので、あまり左右されないのです

無農薬大豆畑


 赤間さんの家の猫は、いつもこの景色を見ているはずです。それにしても石ころが多いですね。
 毎年、収穫が終わった後に石を取り除く作業をしているのですが、何年何十年たっても地面の中から小石が湧いてきます。 
 士幌の土に石ころが多いのは、遠い昔、屯田兵が開拓していた頃の事情にあるそうです。詳しいうんちくは後日また・・・

無農薬大豆畑


 花が咲く直前でした。あと3日ほど滞在出来たら可憐なピンクの花が咲くのがみられたのですが、また来年までお預けです。

無農薬大豆畑


 一足先に咲いた、じゃがいもの花です。地元ではジャガイモは「馬鈴薯(ばれいしょ)」と言います。正確には馬鈴薯と言う品種なんですが。
 最近は、『インカの目覚め』という品種のジャガイモが人気なようです。もともとアンデス地方が原産地の品種ですが、北海道で交配し甘くて美味しい品種に改良されたものです。
 赤間さんの農場でも作ってます。

無農薬大豆畑


 大麦や小麦、とうきび(トウモロコシ)に金時豆など・・・すべて無農薬で栽培されています。

無農薬大豆畑


 言わずと知れたかぼちゃ。

無農薬大豆畑


 言わずと知れたトラクター。
 飛行機もそうですが、必要な物しか備えていない『機能美』があって私は好きです。

無農薬大豆畑


 言わずと知れた、赤間さん夫妻です。本当に朝から晩まで働き者のご夫婦に、頭が下がります。

無農薬大豆畑


 目の休憩コーナーです。毎年、何もしないのに同じ場所に咲くのだそうです。 

無農薬大豆畑


 球根は雪にも強いんですね。

無農薬大豆畑


 ラベンダーもそうですが、北海道の花には鮮やかな紫が似合います。

無農薬大豆畑


 これは大量発生して困っている毛虫。軒下などに卵を産んで冬を越す知恵があるのだそうです。葉っぱを食い荒らしてしまう大敵を、赤間さんは指で「ブチッ」とつぶして殺してました。ゾゾッ。私にはできない。

無農薬大豆畑

 
 士幌の少し南、『音更(おとふけ)』という場所に、このような鉄道公園があります。昔、帯広駅から糠平湖を経由して、十勝三俣まで走っていた士幌線などで使用されていた車両が展示されています。 

無農薬大豆畑


 この公園自体が、音更駅の跡地に作られているようで、近くには線路が敷かれていた路盤とよばれる、土が盛り上がった部分も残っていました。


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2010年08月05日

■これ何〜だ?

■お暑うございます。
 最近出張やらなにやらで、しばらく更新ができませんでした。
 ところで、下の写真はごく最近にヤフオクで落札した物ですが、何だと思いますか?



 出展者から送られて来た荷物を開けて、そばにいた者に「これな〜んだ?」と聞いたら、押し入れに物をしまう為の箱だと答えました。

 実はコレ、『滅菌缶(めっきんかん)』と言います。
 SUS(ステンレス)製の只の箱ですが、中に滅菌したい物、たとえば・・・試験官でもビーカーでも何でもいいんですが、とにかく125度くらいの高温で滅菌したいものを入れて、滅菌器に入れるための箱なんです。
 で、お値段ですが・・・
 細長い方の筒ですが、こちらは定価で¥18.000ほどします。
 大きい茶函のような方は、ご想像下さい。
 私はこれらの新品を2種類、合わせて4.000円で落札しましたので、大大満足です。
(もともと、競合する相手もいなかったのですが)

 最近、このように備品が安く手に入るので、出入りの機材屋さんからの請求がすごく少なくなりました。
 日本経済の活性化に逆行するかもしれませんが、やめられませんね。
 もちろん不用品は入札しませんが、何かを買うときに、先にヤフオクで検索するのは、もう病気の域かもしれません。
posted by 大豆マスター at 21:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

■ヤフオクで落札

■私はよくヤフオクで物を買うのですが、先週落札したネット価格¥18.454のポンプは、良い買い物でした。
 もともとは、このくらいの価格で売られています。→イワキのマグネットポンプ
 落札した価格は¥5.000ですが、同じものが中古のヤフオク価格でも¥3.000ですので、+2.000円で新品になれば安い買いものです。
 現在、もう少し小さいポンプを使っているのですが、揚程が小さい(低い)ので交換予定です。

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 同様に、最近落札したもの。

・SUS(ステンレス)の消火器用保管箱
・昭和26年当時の木曽の古地図

 特になくても構わないのですが、安く出品されていると買ってしまう・・・病にかかってしまったようです。

 出品して売れた物(ほとんど不用品)もかなりあるのですが、出展で一番面倒なのは商品の梱包と出荷です。
 不要になった生ごみ乾燥機を売った時は、乾燥してこびり付いたごみを取り除き綺麗に梱包して発送し、5.000円ほどにしかなりませんでした。
 まぁ、粗大ごみとして廃棄するより誰かに使ってもらった方がいいかなとも思います。
posted by 大豆マスター at 09:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

■はやぶさ・その最後

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■小惑星イトカワから戻った探査機「はやぶさ」は13日深夜、地球に帰還しました。
 月より遠い天体に着陸し、地球に戻ってくるのは史上初です。はやぶさは午後10時50分頃に大気圏に突入。カプセルが加熱されて輝く火球がウーメラ砂漠で観測されました。
 カプセルを放出してランデブー状態だったはやぶさ本体は、大気圏で燃え尽き、感動的な最期を迎えました。

hayabusa_last_photo.jpg

▲大気圏突入の直前、管制室最後の指令により姿勢が変えられて、はやぶさの『目』はふるさと地球に向けられました。
 これが、はやぶさが生きている間に最後に見た、ふるさとの画像です。
▼以下の動画(山梨大学配信 USTREAM)で、3分を超えたあたりから火球が見られます。
 お帰りなさい、そして御苦労さま、はやぶさ!



現在、品切れだそうです。

アオシマ スペースクラフトNo.01 1/32 惑星探査機 はやぶさ プラモデル(X7898)

アオシマ スペースクラフトNo.01 1/32 惑星探査機 はやぶさ プラモデル(X7898)




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2010年06月12日

■満身創痍のはやぶさ・間もなく地球へ帰還

■2003年5月9日に小惑星探査を目的に開発され打ち上げられた探査機「はやぶさ」が、いよいよ6/13の夜中に地球に帰還します。
 イスカンダルからコスモクリーナーを持って地球に帰還する、宇宙戦艦ヤマトを彷彿させるようなそのドラマ性が、多くの人々に感動を与え、はやぶさのプラモデルも完売。入荷待ちらしいです。

hayabusa


 はやぶさが持ち帰るのは、日本のロケット開発の父である故糸川英夫博士にちなんで「ITOKAWA」(イトカワ)と名付けられた、直径たった500mの小惑星のサンプルです。
 小惑星までイオン(電気)エンジンを使った飛行を行い小惑星に近づき、その表面から、物質のサンプルを持ち帰ることが『彼』のミッションです。

itokawa

 しかし、道中で数々のトラブルに見舞われ満身創痍となったはやぶさ。中でも最大のな問題は4つあったイオンエンジンのトラブル。現在は4つのエンジン全てで完全に動くものはなく、生きている部分をつなぎ合わせて1つのエンジンとして飛んでいる状態です。

 そのような中、日本時間2010年6月9日15時00分に最後の軌道修正作業、TCM-4が正常に実施されたことが確認されました。
 この運用により、オーストラリアの着陸想定地域への精密誘導が完了したことになります。
 はやぶさと地球との距離は、TCM-4終了時点で約190万kmで、探査機の状態は良好とのことです。
 正常にカプセルが分離されれば、6月13日の日本時間23時頃にカプセルが着陸する予定です。

 (はやぶさの回収シーケンスはこちら)

hayabusa


 いま、はやぶさのμ10イオンエンジンは、一直線に地球に向け駆けています。
 はやぶさが地球に近づく速度は4.3km/secなので、ライフルの弾(約1km/sec)の4倍強、新幹線の62倍もあります。
 システムの累積運転時間4万時間は世界一。日本のイオンエンジンは世界一のエンジンであることが証明されたのではないでしょうか。

 ところで、2003年の5月9日、鹿児島県内之浦町からロケットで旅立ったはやぶさは、この5/7で7歳を迎えました。
 以下は、7歳のはやぶさの誕生日に寄せられた、バースデイカード。JAXAのスタッフにとって、はやぶさはもはやわが子の様な存在なのでしょう。 

hayabusa


そしてこれは、まんが家の里中満智子先生が、はやぶさを応援してオリジナルイラストを書きおろしたイラストです。

hayabusa


 これほど愛されているはやぶさも、あとわずかでイトカワから回収したサンプルを積んだカプセルを放出し、そのミッションを終えます。
 カプセル放出後、はやぶさは大気圏に突入し燃え尽き、その生涯を終えることになります。
 大切に育て運んできたわが子のようなカプセルを送り出し、その命を終えるという運命が、なお更感動をあたえます。

 豪州グレンダンボ市から見えると予想される再突入時のはやぶさ最後の光跡は、いつまでも人々の心に残るでしょう。 

※満身創痍(まんしんそうい)
全身傷だらけであること。転じて、徹底的にいためつけられること。
posted by 大豆マスター at 16:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

■栄養食糧学会で徳島へ(執筆中)

■先月末ですが、栄養食糧学会への参加の為、徳島へ行ってきました。
 今回の学会では、弊社製品を共同研究者とともに共同発表することになっています。




■ウエルカム学会という看板でしょうか。
 ターミナルビルも新しくきれいに建て替えられていますが、JALが撤退したらやっていけるのでしょうか??



■学会が開催される徳島市内で、泊った宿の駐車場にとても珍しい車が止まって(置いてあり)ました。
 昭和30年代のヒルマンミンクスという車です。
 私が札幌で小学生をやっていたころ、父が中古で買ってきた車ですが、故障が多くて修理代がかさみ、母がいつも愚痴をこぼしていました。
 動かなくなってかなり経つと思われますが、屋根の下で保管されているため、結構きれいです。地元では有名らしいですよ。



■このシールをご存じの方は、昭和48年に生きていた方です。
 当時、環境対策(排ガス規制)の一環として、エンジンの点火時期を遅らせて排ガス中の窒素酸化物(だったと思います)の量を減らすという対策が打ち出され、対策が義務付けられました。
 このシールは、対策済みである証明シールなのですが、エンジン付属のディストリビューターにも、点火時期を遅らせたあと銀色の封印シールが貼られたように覚えています。
 確か私はその後、エンジンの馬力を戻すために自分で進角させたと思いますが・・・。
 懐かしいシールです。

 余談ですが同時期に、燃料の中の鉛が有害だということで、レギュラーガソリンの中から鉛が取り除かれて、有鉛ガソリンでないとエンジンによくない場合は、「有鉛混合」なんてシールを貼って、ハイオクとレギュラーを混ぜて走っていたのも、その頃だったと思います。
posted by 大豆マスター at 11:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

■本年初の北海道出張

■本年最初の北海道出張です。士幌の赤間農場へ行く前に旭川市の西、神居古潭(カムイコタン)に寄ってみました。


神居古潭
 
 大正15年当時、現在旭川まで延びる函館本線のこの部分が、神居古潭森林鉄道と呼ばれていた頃の写真です。地形的には現在と変わっていませんので、現在の写真と当時の写真を比較することができます。

神居古潭

 同じころの絵葉書のようです。かなり低い位置から撮影したもののようですが、S字に屈折した部分はいまと同じです。  

神居古潭

 上の写真と比べてきますと、特徴のある飛びだした岩などはそのまま残っていることが分かります。

神居古潭

 現在の神居古潭の様子です。国道脇の駐車場に車を停めて、この橋を渡ると復元された神居古潭駅までくることができます。昔は吊橋しかなかったそうで、右上の写真にもかすかに映っています。

 この川の水深は、深いところで70mもあったのだそうです。そのために身を投げる人も多かったそうで、心霊スポットとしても有名な場所のようです。昼間ですし、私は全く霊感がないので何も感じませんでした。


神居古潭

 復元された駅舎です。大正時代の写真と比べますと、微妙に建っている位置がズレているようです。

神居古潭

 旧ホ−ムがそのまま残っています。当時はここの3本の線路が入っていたようです。観光客が多いせいか、かなりきれいに掃除、整備されていました。


神居古潭

 静態保存(動かない)されているSLが3種類あります。個人的には、機関車自体にはあまり興味はないのですが、機関車が置かれている線路の位置と、実際に線路が乗っていたこの橋脚の壱位のズレが、すごく気になります。
 また、このレンガですが、たぶん明治時代に焼かれたものではないかと推察されます。そばに寄ってレンガをジーッと眺めていると、何とも言えない感慨深いものがあります。

神居古潭

 柵を乗り越えないと橋脚部分の観察ができないのですが、やはり「出る」ようです。

神居古潭

 神居古潭駅西側のトンネルです。残念ながら内部がコンクリートで補修されているため、SL時代の排気による煙の跡などは見られなくなっています。

神居古潭

 3重連で展示されているSLです。D51など、千数百馬力であったことを知りました。

神居古潭

 本ページの最初の写真はおそらく、神居古潭駅の北西そばにあるこの神居岩のあたりから撮影したものと思われます。神居岩まではハイキング道がありますので、次回は時間をとって登ってみたいと思います。


士幌線

これは第五音更(おとふけ)橋梁です。旭川から層雲峡経由で士幌に向かうと、途中に糠平湖があります。この写真館でも何回もご紹介している、廃線となった「士幌線」の跡が随所にみられるのが、上川国道と呼ばれる273号線周辺です。
春夏秋冬それぞれの顔をもった、廃線跡のもつロマンあふれる美しさを、できれば現地を訪れて感じ取っていただきたいものです。

 ぜひご覧下さい → NPOひがし大雪アーチ橋友の会



士幌線

 国道から、手前に咲く山桜ごしに橋梁を撮影したものですが、うまく写りませんでした。


士幌線

ここを、帯広駅を出発したSLが客車をひきながら、山奥まで走っていました。線路跡に立っていると、いまでも汽笛の音が聞こえるような気がします。

士幌線

 何十個所もあるトンネルは、安全のためすべてこのように塞がれていますが、中をのぞくと線路が撤去されずに残っていたりし、感激します。


士幌線

糠平湖展望台から望む糠平湖です。遠くの山の上には、まだ雪がかなり残っていますね。

タウシュベツ

 水位が上がり見えなくなってきたタウシュベツ橋梁です。以前のように林道から橋のそばまで入れなくなったため、今は湖の対岸の展望台から、このように眺めるか、地元の開催するツアーに参加して橋のそばまで行くしかありません。

 タウシュベツとはアイヌ語で"樺の木が多い川"を意味するそうです。


エゾシカ

この時期になりますと、雪が溶けて食べ物が多くなるためか、エゾシカがたくさん山から降りてきます。そばに近づくと警戒して逃げるのですが、少し離れると必ずこのように様子を見ています。

エゾシカ

 親子連れのシカも多く見かけますが、地元の方たちにとっては、農作物を食い荒らされるので困った存在のようです。

赤間農場

 特に大雪山を望む赤間農場です。今年も雨が続き気温が上がらないため、5月末になってもまだ大豆の種が蒔けない状態です(この後、6/1に蒔くことができました)。

赤間農場

 蒔き終えたあとの大豆の根は弱く腐りやすいため、雨が大敵です。そのため、蒔いたあと数日は天気が予想されないと蒔くことができません。士幌に限らず、北海度ぷ全体でも、今年は10日ほど大豆を蒔く予定が遅れてしまっているようです。
 すでに蒔き終えたトウキビ(トウモロコシ)の手入れをする赤間さん夫妻です。

赤間農場

 今年はここで大豆を無農薬栽培します。皆さんにお届けできるのは来年の1月末になりますが、それまでは定温保存した21年度産の無農薬大豆をお届け致します。

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2010年05月27日

■骨董市での掘り出し物

■久しぶりに埼玉アリーナの骨董市に行ってきました(2010.5.26)。



 東京ビックサイトや横浜アリーナでの骨董市にはよく行くのですが、埼玉アリーナは近いので寄ってみました。5/25と26日の2日しかないので、最終日には値切りやすいものです。
 私は陶器やアンティーク家具などにはあまり興味がなく、おもに探すのは昔の玩具や真空管式ラヂオなどの家電、それに軍事モノなどです。
 で、今回見つけた掘り出し物(本人がそう思っているだけ)の目玉は・・・・
 コレです。



 戦時中に使っていた古〜い計算尺です。
 フライトコンピュータに使おうとすると、数字の読み方が少し違うので大変そうです。もちろん風出しはできませんので、速度と時間、距離などの計算などができます。

 値段は・・・ご想像にお任せします。



 海軍将校の自宅の蔵から業者が掘り出してきたそうですが、また同じ家に掘り出しに行くので、次回はまた面白い物が出てくるかもしれない、とのことでした。
 できればゼロ戦などで使っていた、フライトコンピューター(飛行用計算尺)を探し出したいものです。



 裏面は度量衡の換算表です。1mは3尺3寸、などと書かれています。
 こういった換算表を使って、戦地で弾の速度や飛距離などを計算していたのでしょうか。
 このお店には予科練の制服や軍刀なども並んでいました。
 計算尺の他にも、鋳物のプロペラ形のアクセサリーもgetしました。



 次回も行ってみようと思いますが、この業者さんのお店は横須賀にあるというので、今度訪ねてみようかと思います。
 しかし我ながら物好きだな・・・と。
posted by 大豆マスター at 10:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

■雑菌発酵

■実験用に、昨年々末に収穫した無農薬大豆から豆乳を製造して、栄養課などの評価を行いました。
 試験で余った豆乳は私の朝食がわりになりました。
 さらに少量の豆乳が残ったので、お豆腐でも作ろうかとプラビーカーに入れたまま、夕方まで忘れていました。



 数時間後に気が付いら、案の定、豆乳はすでに固形化していました。
 高温の豆乳状態でニガリを入れて冷やせばお豆腐になりますが、放っておいた場合も、調整豆乳など濃度が薄い豆乳でなければ一応・・・固まります。
 見た目は、お豆腐と同じプリンのように固まるのですが、何故固まったかというと・・・
 空気中の落下菌(雑菌)で発酵し、雑菌で作ったヨーグルトが出来上がります。ビーカーを横にしても出てきません。



 試しに食べてみたら(本当は良くないのですが仕事柄、何でも体験です)雑菌で乳酸発酵したらしく、酸〜っぱいお豆腐のようでした。
 これは『腐った豆乳』と呼ぶべきでしょう。
 発酵のつもりが腐敗だったわけです。
 お腹をこわすので良い子は真似しないようにしましょう。
posted by 大豆マスター at 20:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

■個別に調整するという発想

■先日、川越のカフェに行って驚いたことがあります。
 下の写真、室内が暗いため高感度のデジカメでもブレてしまいましたが、レトロなシーリングファンの横の物体にご注目下さい。
 古民家風カフェの天井の梁(はり)を下から見上げた写真です。



 それほど広い店ではないのですが、3基あるシーリングファンの全てにスライダックがつながっています。
 スラダックとは・・・

『巻線に接触させた可動式摺動子から出力を取り出すことで電圧を可変できる単巻変圧器は俗にスライダックと呼ばれる(スライダック―SLIDACは東芝の登録商標。なお東芝はスライダックの生産を終了し、現在残っている単線変圧器は山菱電機の「ボルトスライダー」のみ』(Wikipedia)



 そのまま100Vの電源につないでしまえば面倒もなく、一定の回転数、たぶん最高の回転数で回るだけです。
 しかし、ファンを取り付けてある場所ごとに、適正な風量を得たかったのでしょう。わざわざスライダックで回転数を制限して、快適な風が降りてくるようになっています。

 スライダックはヤフオクでこんな風に売られています。

 しかし、お客から『風が強い』などと言われたら、脚立を持ってきて天井近くに固定されているスライダックのツマミを回さなくてはなりません。
 スライダックは数kgあるので落ちてこないか心配ですが・・・。
 最近の車では、運転席と助手席を個別に温度設定できるものもあります。
 私も商品開発として、お客様の住んでいる地域や湿度、年齢層に合わせて化粧品の成分を変えたりしたりしますが、この様な隠れたサービスや心遣いは、なかなか理解されないものです。
 
(1020.4.16)
posted by 大豆マスター at 10:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

■レモン牛乳

■先日、栃木方面に行った際に高速道路のサービスエリアで、『レモン牛乳』なるものを初めて見ました。
 昔からある商品なのですが最近、栃木県出身の漫才コンビU字工事が関東・栃木のレモンをコントに取り上げたことで、次第に人気が出てきたそうです。



 しかし、レモン+牛乳はタンパク変性(※)を引き起こすことは常識ですので、『そんなはずはない』と思い成分をみたところ、はたしてそこにはレモン果汁の文字はありませんでした。
 つまり、レモン牛乳にはレモンは含まれておらず、合成香料で『レモンのにおい』が付いているだけの牛乳のようです。
 なんでこれが人気あるのか分かりませんね〜



※ たんぱく質が酸によって変性することです。ミルクにレモン汁を入れるともろもろが出てきて固体が沈殿を始めます。ミルクにはカゼインというタンパク質が存在し、レモンに含まれているクエン酸などが作用し、カゼインが変性して固体として分離します。

 同じ売店で見つけたこのお煎餅、笑えます。



 地元でお隣、埼玉県の草加市に限らず、『ワケアリせんべい』が売られています。
 多くは製造中に割れてしまった煎餅を、モッタイナイからと安く売っているものです。
 写真の煎餅は『ワザアリ』煎餅。
『おいしく割っておきました』と書かれています。値段も通常・・・すごい!
 ものは言いようですね。ワザアリの『ワザ』は、わざと割ったというシャレなのでしょうか。割るのに技が必要なのかな。

 無農薬野菜にはよく虫がつきますが、『虫がつくほど安全です』と言いかえることもできます。
 デメリットをメリットに変えてしまうこと。
 参考になります。
 
posted by 大豆マスター at 18:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

■農芸化学会

■先週の話ですが、東京大学(駒場)で行われた学会に参加してきました。
 年にいくつかの学会に参加するのですが、私の仕事に一番近い学会が農芸化学会です。





 研究者の間では農芸化学の分野は「ノウバケ」と呼ばれています。
 特に農業に関係したものが多いわけではなく、定義としては・・・
『動物・植物・微生物の生命現象、生物が清算する物質、食品と健康などを、おもに化学的な考え方に基づいて基礎から応用まで広く研究する学問分野』とされています。
 私のように大豆や大豆の発酵代謝物資の研究などはまさに農芸化学に属する内容です。

 大豆に関係するいくつかの研究発表もあり、色々勉強になったと同時に、今までの常識が覆(くつがえ)されたり、新しい発見があったりしました。
 また別途ご紹介します。 
posted by 大豆マスター at 11:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

■Cooking Classに参加

■クッキングクラスへの参加

 六本木にミッドタウンというビルがあるのですが、その地下にある高級惣菜屋さんが行うクッキングクラスに参加してきました。
 このお店は、惣菜や輸入ワインや雑貨などを販売したり、常にテーマを変えてお料理教室も開催している、ニューヨークに本店がある、結構有名なお店です。
 本日のテーマは『旬の野菜や魚介でつくる、春のイタリア料理』です。



▲こんなかんじで、20人くらいを1クラスとしてのクッキングスクールです。
 私は初めて参加したのですが、常連さんも何人かいたようです。男性も私を含めて3名いました。
 オープンキッチンですが、生徒(?)はテーブルで座ったまま、シェフの手元をビデオカメラで撮影し、大型TVで手元の様子を見せながら進めていきます。



▲以下の二十種類ほどのメニューを、細かく説明しながら次々と仕上げていきます。
 壱の重から三の重まであるのですが、時間の都合でデモは弐の重のアペタイザー9種類から。
壱の重(季節の和菓子)
 弐の重
 フルーツトマトとオレンジのミントサラダ/アスパラとドライトマトのマリネ/タコとブロッコリーの軽いマリネ/プルーんのグアンチャーレ巻き/生春巻き/サーモンと大根のライムマリネ/ファルファッレ/オイルサーディン/プルーン&ウオールナッツログとコンテチーズ 参の重
 彩り野菜とエビ・ホタテ・つくねのグリル
 山菜のちらしずし
 はまぐりのお吸い物




▲これは参の重。調理したあとで重箱の中に「美しく」並べていきます。
 ホームパーティを意識したメニューなので、「おもてなし」の心をあらわすためには、見せ方の講義もあります。



▲全部作り終えると、こんな感じです。美味しそうですね。
 私も、重箱の隅にこびりついているようなフードコーディネーターなので、久しぶりにホスピタリティ魂が蘇ってきた思いです。



▲9種類のアペタイザーも、線と円と不規則性を調和させた並べ方で「見せ」ています。



▲最後に、あらかじめ作っておいた同じお料理をいただく時間があります。
 実は皆さんこれが楽しみのようです。
 1人分としては多すぎるほどの量をいただくことができます。



▲これも手作りですが、今回のスクール内容には入っていません。
 程よい甘さでヘルシー。こんなお重を持ってお花見に言ったら素敵でしょうね。



▲今回のお料理にマッチすると紹介されたワインです。
 基本的に春の野菜と魚貝が中心なので白ですが、赤もなかなかです。



▲在庫一掃期間とのことで、店内の惣菜やワイン、雑貨類も30%OFFで売られていました。

 月に何回か、このようなクラスが開催されているようです。
 参加者は、特に食の専門家だけというかんじでもなく、仕事帰りのOLさんや主婦もいらしたようです。
 お料理だけでなく、商品開発上も色々勉強になりました。

posted by 大豆マスター at 18:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

■腸内美人

■私たちが受精卵からヒトへと成長する過程で、脳や心臓よりも先に皮膚や腸が出来上がる事が、発生学で明らかになりました。
 栄養を吸収する機能と、外敵から身を守る免疫の機能から出来上がっていくのは理にかなっています。
 免疫機能は、口から入ってきた有害な物質は腸から排泄し、皮膚というバリヤーによって外から体内に入り込もうとする細菌や毒物から身を守る、生体防御機能とも言えます。
 私たちを守る砦である腸と皮膚は、口とお尻の穴でつながった1本の管(くだ)の中と外に例えられ、互いに影響し合っています。
 便秘や腸内環境が悪い時には、肌にブツブツができて目に見える形で異常を訴えかけます。



 免疫の中心である腸内の「ひだひだ」を延ばすと、面積は400uとも言われます。一方、お肌の面積はわずか1.6uほど。
 テニスコート1面分もの面積で栄養を吸収し、免疫力を維持している腸と、畳1枚ほどの皮膚が口と肛門でつながっているわけですが、わずか畳1枚ほどの面積のお肌の、そのまた何十分の一しかない顔や手足を日々磨いたりこねくり回したり・・・。
 皆さんはそこに毎月、いったいいくらのお金をかけているでしょうか。
 テニスコートの老化の方にこそ、もう少し手間とお金をかける必要があるのではないでしょうか?
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2010年03月10日

■コスメはコスモ(その1)

■開発者の立場から、化粧品というものについて少し書いてみます。
 化粧品を英語で言うとCosmetics(コスメティクス)。その語源はギリシア語の「kosmos」です。
 ギリシア語でKosmosの意味は「秩序」や「調和」。古代ギリシアの人々は星や星座の動きに秩序があることを知っており、宇宙の秩序だった並び方から占星術が生まれました。



 天体の運行に秩序があるという発見はやがて、宇宙が人生に影響を与えているという発想につながったのです。
 やがて宇宙とコミュニケーションを取り合うあこがれは、宇宙を取り入れ、調和を目指すようになりました。
 古代では、化粧が受け持つ役割は未知の宇宙へのメッセージであり、反対に化粧品宇宙からのメッセージを自分の中に取り入れるという感覚から生まれたものなのです。
 いつの日も、女性が求める(男性も?)美への憧れや美しさは、宇宙と一体となったイメージを持つことにより、実現するのではないでしょうか。 
 異性、同性という「人」に対してではなく、広く果てしない宇宙に向けたメッセーとして、毎日のコスメを考えてはいかがでしょうか。 (つづく)
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2010年03月08日

■3月8日・ミツバチの日

■きょう3/8はゴロ合わせでミツバチの日だそうで、蜜蜂にちなんだ健康食品の話題です。
「蜜蜂からの贈り物」などとして、蜂蜜やロイヤルゼリー、ポロポリスなどが売られていますが、その根本的な違いをご存知でしょうか。



●一番安いのがスーパーでも瓶づめで売られている蜂蜜(honey)。蜂蜜はミツバチが植物から集めた花蜜(かみつ)を、唾液腺から出る酵素で分解・濃縮したものを巣に蓄えた甘味物質です。まぁ、蜜蜂の栄養源とも言えます。 
●プロポリス(propolis)は、ミツバチが集めてしてきた木の樹脂とハチの唾液を混ぜ合わせてできた物質。巣の中に塗って外敵から巣を守るための防御成分とも言える建材です。健康食品として流行りましたが臭いが嫌われるようです。
●ロイヤルゼリー(royal jelly)は一番価格も高く、働きバチ頭部のロイヤルゼリーを分泌する下咽頭(いんとう)腺と大腮(だいさい)腺から分泌された液です。
 幼虫は、孵化して3日間は皆ロイヤルゼリーで育てられますが、そのあとは後に女王蜂となるべき、たった1匹の幼虫にしか与えられません。
 王台とよばれる特別な部屋でロイヤルゼリーのみを与えられて育ったのが女王バチとなり、働きバチの3倍の大きさ、寿命も30倍も長くなり、多くの卵を産み続けます。

 人間の場合、飽食は寿命を縮めると言われますが、与えられる成分が違えば寿命が伸びる点は蜂と同じと考えられます。30倍も寿命が伸びる物質があったらすごいですが、85歳の状態で2000年生きたくないですね。

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2010年03月04日

■北京出張

■先週末から、北京へ出張してきました。
 2008年のオリンピック前に行ったのが最後だったので、その変わりように驚きました。
 新しく地下鉄ができていたり、大きなビルが林立していたり、なにより鉄道が北京空港に乗り入れていたのに驚きました。



▲ちょうど春節(旧正月)だったので、街はどこへ行っても大賑わいでした。写真は前門。





▲かなり前からスタバの店はあったのですが、トールモカのクリームがこの盛り方です。本国の社長が見たらブッ飛ぶでしょうね。



▲王府井(ワンフーチン)という名所があるのですが、昔ここに同じ名前の井戸があった事を知る人は少ないようです。写真は後年になって工事中に偶然見つかった古い井戸の跡。



▲北京ダックは、本来このようにお客の横で1匹を調理します。前は素手でカットしていましたが、ここにも「食の安全」の波がきているようです。



▲このように切り分けてくれるので、クレープのような生地でくるんで食べます。



▲仕事先の方々と、昼食に火鍋を食べに行きました。
 私は辛い物がまったく食べられないので、写真右側のものは一切、箸をつけられませんでした。



▲こんなの・・・とんでもない。

ま、そのように仕事は順調に終わり帰りの日。
 北京は前日から雪が降っていて、空港に着くと駐機していた飛行機はすべて雪帽子をかぶっていました。
 当然、帰りのJAL便も同じ状態で、胴体や翼の雪を取り除くための順番待ちで、出発は1時間も遅れてしまいました。
 




 エチレングリコールか何かの融雪剤でしょうか、面白そうなのでちょっと代わってやらせてもらいたくなりました。
 当機の後ろには順番待ちで何十機もの機体がズラッと並んでいました。

posted by 大豆マスター at 19:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

■北京出張〜臨床試験その1

■褥瘡(じょくそう)と言う言葉をご存知でしょうか。
 寝たきり老人などの床づれがひどくなった症状で、激しい場合は骨まで露出してしまいます。ウィキペディアで検索するとショッキングな画像が出てきます。
 高齢化社会に伴って褥瘡はこれからの老人ケアの大きな問題になると思われますが、弊社開発の美容液は皮膚の再生能力が高く褥瘡の治癒に大きな効果があるため、老人を対象とした臨床試験を依頼するため、先週末にかけて北京に出張してきました。
 某病院で試験の打ち合わせをする前の打ち合わせ時に、とても驚いたことがあります。
 人口の多い中国もこれから日本同様に高齢化社会を迎えます。日本があと数年で4人に1人が高齢者になるのに対して、中国はまだ12%ほどだそうですが、褥瘡の患者数は非常に少ないとのこと。
 その原因は老人に対する考え方の違いのようです。儒教や老子・孔子の教えに基づいた教育・・・と言うか文化の違いでもあるようですが、自分たちが現在あるのは老人たちのおかげ、家族や社会で支えるべき存在という意識がとても高いのです。
 だから家で寝たきりで、寝返りが打てずに床づれを起こす前に家族がケアする。あるいは病院の数も多いので、褥瘡になるまで症状が進行することは少ないのだそうです。ために、今回の30例ほどの臨床試験のために、3つの病院に分散して褥瘡の患者を探さなくてはならなくなりました。
 入院してケアを受けられる老人よりも、家族にも面倒を見てもらえない、動けないのに大切にしてもらえない老人に多く褥瘡が発生します。
 臨床試験にあたり、美容液の創傷治癒効果の報告書よりも、このような社会状況の違いや、本来あるべき考え方を日本人に伝える必要があるのではないか、とも思いました。(続く)
 
posted by 大豆マスター at 11:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

■オーシャンズを見て

■先日、公開中の映画『オーシャンズ』を見てきました。以前、よくダイビングをしていたので、今さら・・・という気もしたのですが、新しい発見もあるだろうと見てきました。

 

 映画の中で衝撃的だったのは、『ヒレ』を取るだけの為に捕獲され、背びれと尾ひれを切り取られて、生きたまま海に捨てられ沈んでいくサメの姿でした。
 しかし、映画のラストのエンドロールに、『意図的に映像を加工している部分があります』というような表現で注意書きがありました。
作為的と言えば作為的なシーンだったのかもしれません。
 海外の某環境保護団体らが、体を張って日本の調査捕鯨船を威嚇したり攻撃まがいの行為をすることの裏側には、この様な情報操作もあるのかもしれないな、とも感じました。

 しかし、私も自分で開発した化粧品の中の成分として、コラーゲンを使っていますので、ドキッとしました。
 自分が販売している化粧品のために、あのように犠牲になっている動物がいるのだろうかと考えると複雑な心境です。
 帰って早速、発注し使っているコラーゲンについて調べてみました。

●当社開発の化粧品に使用しているコラーゲン
 加水分解コラーゲン → 動物性(豚)の皮・骨
水溶性コラーゲン → ヒラメの皮
サクシニアルアテロコラーゲン→ 動物性(豚)
 以前、BSEが問題になった時にも牛由来のコラーゲンを使っていないか確認しましたが、現在はこのような原料でした。豚は食用動物なので、コラーゲンだけの為に飼うことはありませんが、ヒラメも豚もサメも大きさがちがうものの、一つの命にはかわりありません。
 調べて、かえって複雑な気分になりました。
 食事の時だけでなく、女性はお化粧をする際にも『(命を)いただきます』と言わなくてはならないかもしれませんね。
posted by 大豆マスター at 00:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする